玩具づくりにおける縁の下の力持ち。
私は元々企画部スタッフとして入社しましたが、2年目より3D・造形チームに異動となりました。
チーム内でも原型・彩色担当と3DCAD担当で業務内容は異なっていますが、私は3DCAD業務をメインに担当しています。
企画開発を行っているレイアップの性格上、金型を作るための設計というよりは、企画段階で使用する検討用モデルの作成が中心です。
例えば変形合体ロボのようなアイテムであれば、実際に変形可能なのか、モーターや電子部品を使うアイテムなら構造や内部スペースに無理がないのか……などの検証を行います。
その他3DCADを使用する業務として、パッケージ・取扱説明書用の画像作成、商品付属シールの作成などもあります。
検討用モデルを活用して企画書や商品デザインが作られたり、書き出した画像を使って説明書が作られたり……という点では、プランナーやデザイナーなど、他部署の社員と連携していく仕事でもあります。
直接、消費者からは見えにくい部分ではありますが、その分、縁の下の力持ちとして必要とされるポジションです。